2005年 11月 05日
おニャン子世代ですが、夕焼けニャンニャンより学校で野球の方が好きだったな。 前にもちらっと書きましたが、B.C州で先生達のストがありました。もう解決したんですが、2週間?、3週間? 程続き、他の労働組合をも巻き込んで下手すりゃ公共交通機関が動かなくなる一歩手前までいきました(一部は動かなかった)学校併設のデイケアセンターももちろん閉鎖なんで、長い長い夏休みが終わってホッとしていたお母さん達、共働き夫婦、シングルマザーにとってまた大変な時間がやってきたワケです。 スト中のある日、出先から帰ると家の前にたくさんの車が停まっていて、家の中からキッズ達のフィーバーする声が……行き場を失った、やる事を失ったキッズ達が我が家に大集合! ドアを開けると……「あ! おうまさんだ〜(キッズ達にはこう呼ばれている)」「おうまさん! おうまさん!!」6人のキッズ(2〜7歳)が一気に部屋へ。皆興味深々。 「おうまさんはココに住んでるの?」 「そうだよ」 「何食べてんの?」 「カレーや野菜炒めやハンバーグや……毎日ご飯作ってるんだよ〜、ここにコンロあるでしょ〜」 「ほんとだ! 冷蔵庫とかあんの?」 「ここにあるでしょ〜」 「レンジは?」 「あそこに」 「オーブンは?」 「オーブンはちょっとないなぁ〜」 「家オーブンあるよ! いいでしょ!!」 「いいねぇ〜、オーブンあったらケーキとか作りたいんだけどねぇ〜」 「なんでないの?」 「なんでって言われても……」 なんで? ってよく聞いてくるキッズ達にわかるように説明するのはホント大変。適当な事言ったら「それはなに?」ってまた聞かれるし。なかなか対応難しいッス。 「ここお家みたいだねぇ〜」7歳の女の子。 「わたしも19歳になったらこんなトコに住みたいなぁ〜、ビールも飲めるしねぇ〜」 「間違いなくそんな世界がもうちょっとで来るよ」 「あっ、クッキーがあるよ! わたしチョコレート!!」 「わたしは白いの!」 「チョコレート組整列〜」って並びだしちゃったよ…… 「ごめんね〜、白い方ままだ開けてないからチョコレートで勘弁してください」と1枚づつ配給。 「おうまさん、お絵書きしよう! 何か紙ちょうだい!!」 「はいはい、これペンね」 皆散らばってお絵書きに夢中。 「ちち書いてちち」とアニキ。 「ちちって何??? あぁ、ウルトラマンの父ね」 はいはい、記憶を頼りになんちゃってで書いたら気に入ってくれたみたい。 「すごいね〜」とけんた君。 キミが着ているトレーナーのウルトラマンはちょっと時代が違ってわからないな〜、でも昔のウルトラマンもまだまだキッズ達には人気みたい。 「肌色ないの? 肌色?」ガールズチームからお声が。 「ごめんね〜、このペンは$1ショップで買ったやつだからそんな特殊な色はないんだよ〜、安いのしか買えないんよ〜」 しかもこのペン、すぐ出なくなる(安いからしょうがない) 「今度来る時までに用意しておくね〜」(無理です、言い訳) 「赤ペン貸して〜(英語で)」キッズ達の会話は英語まじり。 その発音が半端なく綺麗。 あぁ、羨ましい。 もうちょっとしたらキミ達は英語ペラペラっ子ちゃんになっちゃうんだよな〜。次回は『クッキーあげるから発音教えてもらおう作戦』してみよう。 お母さま達によると、こういう時女の子は楽でいいらしい。皆で集まってお絵書きやら○○さんごっこやらしててくれるからだって。対する男の子はま〜、大変だと。わたくしもこんな子供だったのかなぁ〜なんて想像。 よし、この部屋にこんなにゲストが来たのは初めてだから記念に写真撮るぞ〜って言って撮ったのが以下。「動かないで〜」って言っても無理。電池が切れるまで毎日突っ走ります。 キッズ達は新しいモノに興味深々だが飽きるのも早いので、飽きられないように必死に6人と対応してたけど疲れるわ〜、幼稚園の先生の偉大さが身にしみた。1時間ちょっと位遊んだのかなぁ〜、上から「ケーキ食べるよ〜」の声に嵐が一気に去って行った。 「7716デイケアセンターやれるんじゃないの?」と言われた。 「いやいやそんな。数時間なら対応出来ますが……」 「御迷惑かけました〜」って言われたけど、意外と楽しんでいたんですよ。前にもチラっと顔を見た事あるキッズと話が弾んだって事でね。 皆様、またのお越しを楽しみにしています。
by umasummer
| 2005-11-05 09:22
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